定格容量 - 取り出せる電気量の値|蓄電池バンク

蓄電池専門用語集 - 定格容量

定格容量(ていかくようりょう)

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定格容量 規定された条件化で取り出せる(蓄えられる)電気量のこと。

具体的には、使い始め(充電完了後)から使い終えるまでに電池から放電した電気量を表し、 放電時の電流(放電電流)と終止電圧に達するまでの時間を乗算することで求めることができます。 量記号にはW、単位にはアンペアアワー(Ah)又はミリアンペアアワー(mAh)が用いられます。

蓄電池の分野においては、一般的にアンペアアワーではなくkWhという単位が用いられます。 定格容量が5kWhの蓄電池があるとすると、理論上では消費電力100Wの電気製品を最大50時間利用できるということになりますが、 蓄電池の放電特性に依存する部分も大きいため、必ずしも正しい数値ではないということに注意しましょう。

また、計算上は定格容量を放電電流で割り算することでその電池の使用可能時間を逆算することもできます。 例として、定格容量が1000mAhの電池の場合、1Aの電流を流すなら1時間、0.1Aなら10時間使用することができるということです。

ただし、実際は時間放電率を考慮する必要があるため、単純にこのような計算で正確な使用可能時間を算出することはできません。

関連用語 放電終止電圧 放電
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