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2022年11月18日 福岡県

Yanekara、北九州市にて事業用EVに特化した充放電器「YaneBox」の実証実験を開始

株式会社Yanekara(本社:千葉県柏市、代表取締役:松藤 圭亮、以下「Yanekara」)は、環境分野のトップランナーである北九州市(市長:北橋 健治)において事業用EV向け充放電器「YaneBox」の実証実験を開始致しました。本実証は弊社が北九州市と10月5日に締結致しました連携協定にもとづいた取り組みとなります。

実証実験の概要
 Yanekaraが開発する複数台のEVを太陽光パネルから効率的に充電できる充放電器「YaneBox」を北九州市エコタウンセンターに設置し、公用車EV2~3台の充放電を管理する実証実験を実施致します。本実証ではYaneBoxを一基エコタウンセンターに設置し、太陽光直流充電の電力変換効率の計測を行います。また、充放電制御ソフトウェアの性能評価として、太陽光発電量の変動に応じた充放電を制御による太陽光発電の利用率の定量評価と、電力市場価格に連動したEV充放電制御の経済性評価を行います。これらに加えて、第三者所有方式でEV及び充放電器を導入した場合の経済性評価も実施します。

実証期間 2022年10月2日~2023年3月31日
場所 福岡県北九州市若松区向洋町10−20 北九州市エコタウンセンター
実証項目 ・YaneBoxを用いた太陽光直流充電の電力変換効率の計測

・太陽光発電量の変動に応じた充放電を制御による太陽光発電の利用率の定量評価

・電力市場価格に連動したEV充放電制御の経済性評価

・第三者保有方式でEV及び充放電器を導入した場合の経済性評価

 Yanekaraは、公用車を始めとした事業用車両に特化したEV充電ソリューションを開発してまいりました。一基で最大4台のEVを太陽光発電から直接直流で充電できる充放電器「YaneBox」は、太陽光でEVを充電するだけでなく、EVを蓄電池として使うことで拠点で太陽光発電を最大限活用することができます。また、需給逼迫時や災害時にはEVを放電させることで、社会全体の電力需給逼迫の解消、災害レジリエンスの向上に貢献できます。

 Yanekaraは、日本で最もEVシフトに積極的な自治体の一つである北九州市と連携し、再エネ 100%電力、電動車等への切替、効率的なエネルギーマネジメントシステムの構築などの、グリーン成長に向けた取り組みを推進してまいります。

会社概要
株式会社Yanekara
代表者 :代表取締役 松藤 圭亮
設立 :2020年6月
事業内容:
2020年6月設立の東大発スタートアップ。事業用EVに特化した充放電器と多数のEVで仮想発電所(VPP)を構築するための群制御クラウドを開発。独自のハードウェアとソフトウェアで分散しているEVからVPPを創り出し、電力需給バランスの安定化と、再生可能エネルギーの導入を両立させることを目指す。これまでにYanekaraは、東大IPCのアクセラレーションプログラム「東大IPC 1st Round」や、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)のNEDO Entrepreneurs Program(NEP)、新エネルギー補助金フェーズBなどに採択され、支援を受けてきた。

ホームページ: https://yanekara.jp/

《 本件に関するお問合せ先 》
株式会社Yanekara 広報担当
e-mail: info@yanekara.jp

(プレスリリース)
株式会社Yanekara

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