蓄電池専門用語集 - ワットアワー
ワットアワー(watt hour)
エネルギーの仕事、熱量、電力量を表す単位。(1,000ワットアワー = 1キロワットアワー)
毎月の電気料金は消費した電力量から算出されており、ワットアワーは電力量 = 電力(W)× 時間(h)の式で求めることが出来ます。 例として、消費電力200Wのテレビを二時間使用していた場合、400Whの電力を消費したということになります。
蓄電池の分野においては、主にどれだけ電気を蓄えられるかを表す蓄電容量の単位として用いられており、 蓄電容量が5kWhの製品の場合、消費電力500Wの機器を最大10時間使用できるということになります。
ただし、電気製品は起動時や起動後の通常運転時など、時と場合によって消費電力が大きく異なるため、 必ずしも蓄電容量分の全てを利用できるというわけではないため、注意が必要です。
また、接続する製品の合計消費電力が、蓄電池の定格出力を上回らないようにすることも重要となります。 一般的には、定格出力の約80%程度が、接続したい製品の消費電力の合計になることが望ましいでしょう。
関連用語 | 定格容量 電圧 電流 |
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