開発が進む次世代エネルギー設備機器

開発が進む次世代エネルギー設備機器

次世代エネルギー設備機器の飛躍

“電気をつくる様々な設備を紹介”

原子力発電所の稼働休止等によって新しいエネルギーの需要が高まり、国をあげた政策等によって企業が積極的に取り組んだ結果、様々な設備機器が開発されました。
資源の少ない日本にとってどのようにエネルギーを確保していくのかは常に課題となっていますが、元来の主流であった石油・石炭・原子力等に頼らない新たなエネルギー源となる設備機器を紹介します。

発電分野

■太陽光発電 太陽光発電 太陽光発電導入の実績では、ドイツと共に世界をリードする存在となった日本。ここ最近では普及率を急激に伸ばし「太陽光バブル」とも呼ばれるビジネスを確立させました。近年は住宅用太陽光発電システム以外に、産業用や公共施設等での導入が進み、全量買取制度による売電収入ビジネスも注目されています。

■風力発電 風力発電 「風の力」で風車をまわし、その回転運動によって電力をつくる発電です。
風力発電は風力エネルギーの約40%を電気エネルギーに変換できる比較的効率の良いもので、日本では安定した風力(平均風速6m/秒以上)の得られる場所(海岸部や沖縄の島々等)で、440基以上が稼動しています。

■バイオマス発電 バイオマス発電 バイオマスとは、動植物等から生まれた生物資源の総称。バイオマス発電では、この生物資源を「直接燃焼」したり「ガス化」するなどして発電します。技術開発が進んだ現在では、様々な生物資源が有効活用されており、今後も新しい生物資源の研究が行われています。

■中小規模水力発電 中小規模水力発電 古くから日本のエネルギー供給源として、重要な役割を果たしてきた水力発電。原油価格が高騰の一途を辿っている昨今、再生可能でクリーンなエネルギーの供給源として水力発電、特に中小規模タイプ(1,000kW以下)の水力発電の普及が進んでいます。

熱利用分野

■太陽熱利用 太陽熱利用 太陽の熱エネルギーを太陽集熱器に集約し、水や空気などの熱媒体を暖め、給湯や冷暖房等に活用するシステム。機器の構成が単純なため、導入の歴史は古く実績も多いです。
最近では、太陽熱を利用した新しい冷房システムの技術開発も進められています。

■温度差熱利用 温度差熱利用 地下水、河川水、下水等の水源を熱源としたエネルギー。夏場は水温の方が温度が低く、冬場は水温の方が温度が高い。これらの水の持つ熱を「ヒートポンプ」を用いて利用したものが温度差熱利用と言います。冷暖房など地域熱供給源として全国で広まりつつあります。

■バイオマス熱利用 バイオマス熱利用 バイオマス熱利用は、バイオマス資源を直接燃焼し、廃熱ボイラから発生する蒸気の熱を利用します。バイオマス資源を発酵させて発生したメタンガスを都市ガスの代わりに燃焼して利用することを指します。

■雪氷熱利用 雪氷熱利用 北海道を中心に導入が進んでいる雪氷熱利用。これは、冬の間に降った雪や、冷たい外気を使って凍らせた氷を保管し、冷熱が必要となる時季に利用するものです。寒冷地の気象特性を活用するため、利用地域は限定されますが、資源は豊富にあることから注目されています。

次世代の筆頭として期待されている分野

■燃料電池 燃料電池 燃料電池とは、水素と酸素から電気を作る発電装置のことです。燃料を燃やさず、化学反応で発電するため、従来のシステムに比べエネルギー効率が高く、二酸化炭素を大幅に削減することができます。2009年度から世界に先駆けて家庭用燃料電池システムの一般販売が開始されており、自動車などの分野でも採用されています。

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