蓄電池や太陽光発電に関するよくある質問をピックアップ!

既に太陽光発電を設置済みですが蓄電池の追加設置工事はできますか?

蓄電池を設置できる場所があれば、できます。

10kw未満の余剰発電では太陽光発電の固定価格買取制度(FIT法)の買取期間は10年です。
2019年には制度実施の最初の年に太陽光を設置した方の買取期間が終了しますが、期間後の買取価格は大幅に下がるだけでなく、買取を拒否されることも予測されています。初年度の買取価格は48円/kwと特に高かったため、予想される10円/kw前後の買取価格はかなり低く感じられるでしょう。
そこで、買取期間満了後は発電した電気を「売る」のではなく無駄なく「使う」ため、蓄電池に興味を持たれているご家庭が増えつつあります。(参照:「2019年問題」)

蓄電池設置工事の基本的な流れは以下のようになっています。

  1. 下見・設置場所や配線の確認

    蓄電池は、過度の過熱や結露を避けるために直射日光の当たらず、風通しの良い場所に設置します。
    他に家庭内の分電盤・配線や、設置済み太陽光発電のパワコンの位置などを事前に確認します。

  2. 基礎打ち

    大雨などによる増水時に浸水しないよう、蓄電池の基礎は一段高くしなければなりません。
    そのため設置前にコンクリートで基礎を打つ必要があります。

  3. 蓄電池の設置

    蓄電池の本体を設置します。
    太陽光発電システムと蓄電池のメーカーを揃えなければならないのかという質問を時折されますが、必ずしも揃える必要は特にありません。

  4. パワコンの交換

    ひび割れなどの破損・故障を除けば、摩耗の生じない太陽光発電パネルの寿命は20~30年。一方、精密機器の塊であるパワコンの寿命は約10年ほどです。固定価格買取制度満了を機に蓄電池を設置するのであれば、パワコン交換の時期と重なることになります。
    また、蓄電池にはパワコンとの一体型のハイブリッドパワコンがあり、それならばパワコンを経由するたびに生じていた電気のロスを減らすことができます。

  5. 配線工事

    蓄電池と家庭内の配線やパワコンへの接続・連系工事を行います。

基礎打ち後はコンクリートが固まるのを待つために少し時間が空きますが、設置工事自体は1~2日で終わります。
ですがどのような蓄電池を設置するにしても、まずは施工店への相談してください。ご家庭によっては保証対象外や設置不可と診断され、トラブルになるケースもあるからです。また、悪質な施工店では自らの利益のために設置できない場所に不適切に設置して、後から問題になるケースもあります。
太陽光発電にしろ蓄電池にしろ、施工店とは設置後もメンテや修理などで長く付き合うこととなります。そのような相手ですので、まずは信頼できる業者を探すことが肝要といえます。その上で、作成してもらった見積やシミュレーションを基にどのような蓄電池を設置するかを検討されるとよいでしょう。

総務省による2016年度の統計では、二人以上の家庭での電気料金は年間で12万円程になります。この全額を節約することができる発電量及び蓄電池のエネルギー容量があれば、蓄電池の追加設置費用も補助金などと合わせれば10年以内に回収できる見込みが十分あります。
また、ガス代と合わせると月1万5千円、年間18万円となるため、蓄電池の追加設置に合わせてオール電化導入を希望される方もおられます。

このように蓄電池やオール電化を追加導入することで、光熱費の削減によって経済的負担を抑えながら、災害時の対策や日常での利便性を得ることができます。
買取期間満了に伴って売電収入は無くなってしまうかもしれません。ですが電気の自家消費はこれからの社会に適したメリットを生み出してくれるでしょう。

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