リチウムイオン電池とメモリー効果|蓄電池バンク

蓄電池や太陽光発電に関するよくある質問をピックアップ!

リチウムイオン電池にメモリー効果はありますか?

ほとんどありません。

メモリー効果とは電圧が低下した結果、容量が減少したように見られる症状のことで、 主にニカド電池やニッケル水素電池などの二次電池を継ぎ足し充電することで発生します。

メモリー効果

機器によっては、電圧の低下で動作しない場合や残量をわずかと判断して動作を止めるものもあるため、 メモリー効果の症状が見受けられたらバッテリーリフレッシュという措置を行う必要があります。

バッテリーリフレッシュとは、一度電池をすべて放電させてから再び充電することです。 最近のニッケル水素電池用の充電器では、充電前に放電させる「リフレッシュ機能」が組み込まれていることも多いため、 予めご利用されている機器の仕様などを確認してみましょう。

また、近年では低電圧で動作可能な機器が増えていることや、電池そのものの性能も向上しているため、 メモリー効果の影響をあまり意識することなく利用することが出来ます。

リチウムイオン電池ではほとんどメモリー効果の影響は見受けられません。 そのため、しばしば継ぎ足し充電が必要となるモバイル機器のバッテリーとして適した電池となっています。

ただし、不必要な充放電は電池の劣化を早めることにも繋がりかねないため、注意しましょう。

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