蓄電池の使用上でよくあるトラブル|蓄電池バンク

蓄電池や太陽光発電に関するよくある質問をピックアップ!

使用上でよくあるトラブルはありますか?

最も多いのは「蓄電池の停止」です。

蓄電池の使用上での不具合には、蓄電池の電力と一般電力との切り替え時の一時的な電圧低下や停電などいくつか挙げられますが、最も多いのは「蓄電池の停止」です。
この「停止」トラブルには故障して機能が停止した場合もありますが、エラーメッセージが表示されて充放電が行われなくなったという事例が多く寄せられています。

また蓄電池が停止した際、「気づきにくい」という副次的な問題も生じます。
蓄電池が停止しても自然復帰すれば問題はないのですが、蓄電池が運転を停止すると自動的に一般の電気系統へ切り替わる設定がされている場合、ブレーカーが落ちた時のように電気が使えなくなるわけではないので、停止していることに気付きにくくなります。
監視モニターなどを見ていなかったので、蓄電池が止まっていることに数日気付かなかったという事例もあるほどです。その間は蓄電池の充放電も行われないので、電気代の抑制効果が生じることもありません。

停止する原因は、初期不良、内部で短絡(ショート)が起きるなどの故障が生じた場合、起動電圧の大きい掃除機や使用電力の高いホットプレートなどを特定負荷に繋いで使用した等、事例ごとに異なっています。
これは「どのメーカーの蓄電池だからどのようなトラブルが起きる」と言い切れるものではなく、蓄電池本体、接続する機器、家庭内の配線、特定負荷の使用状況、偶発的な事象など、様々な条件が加味された上で様々なトラブルが生じるからです。そのため、こうしておけば必ず回避できるという対処法もありません。

しかし蓄電池が停止することは、より大きな故障につながる前のブレーキのようなものです。修理の際に故障原因を特定し、特定負荷につなぐ電化製品などを施工店に相談するなどすれば、故障やトラブルが起きる確率を減らすことができるでしょう。

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