蓄電池専門用語集 - 売電
自家発電設備等を用いて発電した電力を電力会社に売ること。対義語として、電力会社からの供給を受ける買電という言葉があります。
2012年7月に固定価格買取制度がスタートし、国は太陽光や風力といった再生可能エネルギーを用いて発電した電力の買取を電力会社に対して義務付けました。 これによって、太陽光発電や風力発電は急速な速度で普及することになります。
2013年度、住宅用太陽光発電システムで発電した電力は1kWhあたり38円(税込)で売電することが出来ますが、 蓄電システムを併設している場合は、そのシステム要件によって買取価格が変わります。
太陽光発電システムの発電量の押上効果がない蓄電システムであれば、38円(税込)/kWhの買取価格が適用されますが、 発電量の押上効果がある蓄電システムの場合、1kWhあたり31円(税込)というダブル発電の価格が適用されます。
どちらを選択した方がメリットを得られるのかは、太陽光発電システムや蓄電システムの設備容量にもよるため一概には言えません。 販売店が行う光熱費シミュレーションなどを基に、より多くメリットを得られる方を選択することが重要です。
関連用語 | 固定価格買取制度 ダブル発電 太陽光発電 風力発電 |
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