風力発電 - 風力を利用する発電方式|蓄電池バンク

蓄電池専門用語集 - 風力発電

風力発電(ふうりょくはつでん)

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風力発電 風の力を利用して電気を作り出す発電方式のこと。

地球温暖化対策や、化石燃料の枯渇、エネルギーの安定供給・確保が世界的に重要な課題となっている昨今、 無尽蔵に発生する風の力を利用し、クリーンに安全に発電することが出来ることで高い注目を浴びています。

風力発電システムは、風の力でブレードと呼ばれる風車を回し、 その回転運動を発電機に伝えて電気を発生させる仕組みとなっています。

風車は風の吹いてくる方向に向きを変え、常に風の力を最大限に利用できるようになっており、 その変換効率は太陽光発電(15%前後)を大きく上回る40%にも達するそうです。 また、太陽光発電と異なり風が吹いていれば24時間発電できるというのも大きな特徴でしょう。

一方で、普及に向けてはいくつかの課題が存在しています。

その最たるものがコスト面の課題で、最終的な発電コストは20円/kWh以下になると試算されていますが、建設コストの高さが問題視されています。 また、風車に鳥が衝突するバードストライクや運転中の低周波騒音問題などもあり、日々改善の努力が行われています。

現在では、出力変動抑制を目的に、大規模な蓄電システムを併設した風力発電所も見受けられるようになっています。

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