UPS - 電源装置の一つ|蓄電池バンク

蓄電池専門用語集 - UPS

UPS(ゆーぴーえす)

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二次電池など蓄電する装置を内蔵し、外部からの電力供給が途絶えても一定時間決められた出力で外部に電力を供給できる電源装置のこと。

UPS 一般的には、通常の商用電源(家庭用の100V交流電源等)に接続して給電を受け、同じ規格の電力を外部に供給する装置を意味し、 金融機関のオンラインシステムやデータセンターのような大規模なシステム・設備からサーバーやパソコンなどの機器まで、 様々な規模における重要なシステムを不測の停電や電源トラブルから守る働きを担っています。

また、UPSは単なる非常用としてだけでなく、省エネの観点でも大きな効果を発揮しており、 近年では出来る限り効率のよい運転をすることが社会的にも望まれるようになってきています。

整流器やインバータと呼ぶ電力変換部と二次電池などの蓄電部の組み合わせで構成されており、 対象となるシステムや機器の規模によってその構造は少し異なります。

蓄電池とUPSの違いは、電気をどう処理するのかという部分にあります。 蓄電池は直流電気を貯めるだけの機器であるのに対し、UPSは蓄電池にインバーターを組見合わせて交流電気を給電する電源機器です。

したがって、蓄電池はUPSの一部品で、UPSは蓄電池を利用した電源機器である、と言えるでしょう。

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